コタラヒムの歴史 株式会社コタラヒムインターナショナル

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コタラヒムの歴史
コタラヒムの民話

大昔、国が統一されていない時代のことです。ある村落の長が今でいう糖尿病にかかり、いろいろな医師や祈祷師に診てもらいましたが、病状は一向に回復せず、仕方なく村中に『おふれ』を出しました。
「長の病気を治すことが出来た者には褒美をとらす。」

村中の人々は色々なお祈りや回復薬を献上しましたがどれも効果がなく、長は自分の寿命に対しての諦めを持ち始めました。その時、この村で一番の親孝行で、神の教え通りに生活を実践している青年が長の前に現れました。青年は村で一番彫刻が上手でした。青年は長に対して、
「長、私に10日間の猶予を下さい。必ず病気を治す物を探してまいります。」
と申し出ました。

10日間の猶予を得た青年は、深山幽谷のジャングルに入り自分が考えている木を探しにいきました。ジャングルにはコブラ、ワニなどの猛獣、珍獣の種類が沢山いて、普通の者では怖くて一歩も踏み入る事はできません。何時間も一生懸命に探しましたが気に入った木は見つかりません。
そのときアリア(神の使いの象)の大きな呼び声が遠くの方から聞こえてきました。その呼び声に連れられていくと、そこにはいつも青年の夢の中に出てくるアリアが、大きな丸太の木を鼻で持ち上げては川の水の中に漬けることを繰り返し行い、最後には青年の前に丸太を投げ出して密林の奥に消えていきました。青年は大きな丸太は神様が私に下さったものだと思い、1日掛かりで家まで持ち帰りました。

信心深い青年はその木を早速用いて、神棚とお祈りの儀式の用品を作り上げましたが、自分の気に入ったものはどうしても出来ません。
一週間が過ぎました。青年の頭にジャングルの光景が浮かび、象が丸太を水に漬けたり、上げたりしているのは、この丸太を使って水と関係のある物を作ることの暗示だと判断し、青年はこの丸太で大きな器を作ることを決心しました。しかし青年が丸太に彫刻をしようとしても固くてどうしようもありません。
「そうだ、この木は生木の内に加工をしなければいけないのだ。」
青年は以前のジャングルに、この丸太を求めに行きました。象は同じ場所に青年が来るのを待っていたかのように、大きな丸太を鼻に巻き上げて青年の前に投げました。青年は大きな声で、
「アリア、アリア、ボホマ ストウテイ(神様の使いの象さん、本当にありがとうございました。)」とお礼を言い、丸太を持ち帰りました。

青年は新しい生木の丸太で、神に感謝しながら全知全能の力を込め器を作りあげました。
青年は病床の長の前にひざまづき、うやうやしく作品を献上し、このコップに水を入れてお飲みくださいとの神様からのメッセージを伝えました。その話を聞いた側近達は皆、大笑いをし、今までに有名な医者、学者たちが作った薬や食べ物でも治らなかったものが、そんな木のコップに水を入れて飲めば治るとは笑止千万と取り合いません。しかし病床の長は側近達の反対を押し切りコップで水を飲む事を始めました。

長がコップで水を飲み始めてから2週間が経ちました。不思議なことに長の容態は日ごとに良くなり病状は回復し元の元気な長になりました。青年は長から沢山の褒美を頂きました。長がこの木の名前を尋ねたところ、青年は素直にシンハラ語で「コタラヒムブツ」「神様からの贈りもの」と答えました。

この噂を聞いた村中の人達はこの木を取りにジャングルに入り、中には猛獣たちの餌食になった人達も沢山いました。このことを聞いた長は、村中に通達をだしました。「コタラヒムブツを許可無く伐採したものは重刑に処す」と。

この時期から国は統一され、長の通達通りコタラヒムブツは、国が保存する重要な植物となり、アーユルヴェーダには無くてはならないものとなりました。

スリランカでは、昔からコタラヒムの木を刳り抜きコップのようにし、前夜にお湯を注いでおき、翌朝にエキスの染み出した水を飲み、ダイエットや糖尿病予防に利用しております。

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